やめたいと思ってから2か月かかる|前々月末日の意味
ボイトレ教室を選ぶとき、月謝と校舎の場所は誰でも見ます。やめ方を先に読む人は多くありません。
NAYUTASの特定商取引法に基づく表記には、こう書かれています。
「希望月前々月末日までに申込書提出で退会・休会可能」前月ではなく、前々月です。この1文字の差が、2か月分の月謝になります。
この記事は、公式サイトの特定商取引法に基づく表記を2026年8月22日に読んで整理したものです。編集部は通っていません。
結論:やめると決めてから2か月
締切を具体的な日付にすると、次のようになります。
| やめたい月 | 申込書の締切 | 決めてから通う月数 |
|---|---|---|
| 3月末で退会 | 1月31日 | 2月・3月の2か月 |
| 6月末で退会 | 4月30日 | 5月・6月の2か月 |
| 12月末で退会 | 10月31日 | 11月・12月の2か月 |
月4回のコース(高校生〜大人)なら25,300円×2か月で50,600円。月2回なら14,300円×2か月で28,600円です。
出典:特定商取引法に基づく表記/料金ページ(2026年8月22日確認)
1日過ぎると、もう1か月
締切は末日です。2月1日に申込書を出したら、3月末での退会には間に合いません。
3月末に間に合わせるには1月31日まで。2月に入ってから出した場合、退会できるのは4月末になります。
1日の遅れが、月謝1か月分になります。決済は毎月27日と記載されています(クレジットカード決済・銀行振替決済の場合)。27日を過ぎれば、その月の分は決済されます。そして「決済完了後の返金はできません」と明記されています。
休会も同じ締切
「退会・休会可能」と併記されているため、休会も前々月末日までの申込書提出が必要です。「来月は忙しいから休もう」は成立しません。休むと決めるのも2か月前です。
さらに、特定商取引法に基づく表記には「入会金及び休会管理費用、コンビニ収納手数料が必要となる場合がある」という記載があります。休会中も費用がかかる可能性がある、ということです。金額は公開されていないので、入会前に聞いてください。
振替制度との違い
混同しやすいので分けておきます。
振替は、その回のレッスンを別の日に移す仕組みです。公式LPに、都合が悪くなった場合は後日無料で振替のレッスンを受けられると記載されています。月謝は発生し続けます。
休会は、レッスンそのものを一定期間止める手続きです。前々月末日までの申込書提出が必要です。
退会は、やめる手続きです。同じく前々月末日まで。
「今月は行けない」は振替で足ります。2か月前から分かっている長期の不在なら休会、やめるなら退会。この3つを取り違えると、想定より払うことになります。
なお振替の回数制限や有効期限は公式ページで確認できませんでした。体験のときに聞いてください。
始める前に決めておくこと
条件が分かったところで、現実的な対処を書きます。
1. 何か月続けるかを先に決める。「合わなければすぐやめられる」という前提が使えないので、最低でも半年は通う想定で始めるほうが計算が合います。半年なら月4回で151,800円です。
2. カレンダーに締切を入れる。入会したら、その場で「やめるなら2か月前」とだけメモしておく。決めるときになって慌てずに済みます。
3. 回数は少なめから始める。月8回で始めて合わなかった場合、やめるまでに48,400円×2か月=96,800円が発生します。月2回なら28,600円です。回数はあとから増やせるかを、体験で聞いておいてください。
それでも条件として不当ではない
厳しい条件ですが、片方だけを書くのは公平ではないので併記します。
教室側は、講師のシフトと部屋を月単位で押さえています。直前の退会が自由だと、その分の枠が空いたまま費用だけが残ります。前々月という締切は、そこを吸収するための期間だと考えれば筋は通ります。
そして、条件そのものは公開されています。特定商取引法に基づく表記に、締切も返金の可否もはっきり書かれています。読めば分かるようになっている、というのは評価できる点です。
問題は、料金ページやLPには書かれていないので、多くの人が読まないまま入会することです。読んだうえで納得できるなら、この条件は始めない理由になりません。
月謝以外の費用については月謝以外にいくらかかるか|体験で聞く5項目に、条件の全体はNAYUTASの条件を読むにまとめています。
よくある質問
NAYUTASはいつでもやめられますか。
手続きの締切があります。特定商取引法に基づく表記に「希望月前々月末日までに申込書提出で退会・休会可能」と記載されています(2026年8月22日確認)。
3月末でやめたい場合、いつまでに手続きしますか。
1月末日までです。前々月の末日が締切のため、3月の前々月である1月が期限になります。
締切を過ぎたらどうなりますか。
退会できる月が1か月後ろにずれます。決済は毎月27日なので、そのぶん月謝が1か月分増えます。
払った分は返ってきますか。
返りません。特定商取引法に基づく表記に「決済完了後の返金はできません」と記載されています。運営側の都合で提供されなかった場合のみ返金とされています。
休会も同じ締切ですか。
同じです。「退会・休会可能」と併記されているため、休会も前々月末日までの申込書提出が必要です。